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投資マンションの執拗な勧誘トラブル

投資マンションの執拗な勧誘トラブル

ここ2年ほど、弊社にも投資マンションの売却査定依頼が多くなっています。
「高ければ売ってもいいよ」という方や、「高額なローンが心配だから売って終わらせたい」という方から査定依頼を承りますが、6年以内に購入した方には売却をおススメしません。

1つには、仮に買った値段よりも高く売れても、譲渡する年の1月1日時点で保有期間が5年を経過していない譲渡益に対しては、短期譲渡所得(所得税30%、住民税9%)が掛かるため、仮に100万円利益が出ても39万円の税金が掛かります。
5年を超せば、長期譲渡所得(所得税15%、住民税5%)ですから、およそ半分で済みます。
もう一つは、アベノミクス以降に購入した方で、全額ローンを使って購入された方は、山手線内の一等地を除いて、ほぼ逆サヤになります。つまり、売ってもローン残額に足りない状態になります。
それでも売却を進める場合には、差額を一括返済しなければなりません。
査定額を聞いて、「自分がそんなに高値で買ってしまっているとは思わなかった」と嘆く方もおられます。
傾向としては、電話営業から始まって購入した方に多いように思います。
特に新築物件を買われた方は、他の物件とあまり見比べずに購入された方が多く、新築が中古になって値下がりしたという事情よりも、やっぱり割高な物件を買ってしまっているケースが多いです。
不動産投資は、不労所得の代名詞のような投資で、昔からある古典的な投資手法です。
プロの業者が販売するビックリするようなコスパの物件が出ることはあり得ませんので、よく調べてからお買いになることをオススメします。
他方で、リートのような証券ではない現物不動産投資の魅力は、なんといってもレバレッジ(融資を利用して投資資金を増幅させる手法)を利かせることができる点。
購入する物件がそのまま担保となって融資が受けられるため、少ない資金で大きな投資ができ、現物はFXや株式のように無くなることはありません。
ローンに団体信用生命保険が付いて、生命保険の死亡保障の役割を備えることができるのも大きなメリットです。

「投資は自己責任で」とは言ってもネットには、良し悪しを問わずたくさんの情報が溢れています。素人が情報の見極めをするのは難しいですが、信頼できるプロの人を選ぶことは人生経験での人選力でできるのではないでしょうか。
不動産は投資期間の長い金融商品ですから、長期にわたって信頼できるパートナーをお見つけください。

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